第2回日韓親善国際フリスビードッグ選手権
公式シリーズ選手権第20戦IN新潟

実施日
2005年6月4日(土)〜5日(日)
天 候
1日目 晴れ / 2日目 曇り時々雨
会 場
新潟県新潟市新津金屋『阿賀野川河川敷緑地』
主 催
日本フリスビードッグ協会 ・ 韓国フリスビードッグ協会
後 援
新潟市 ・ 大韓民国総領事館 ・ Discovering The World
特別協賛
レッドハート株式会社 ・ 株式会社チョイス ・ ネスレピュリナペットケア株式会社 ・ 三栄コーポレーション ・ ブラックウッドジャパンコーポレイション ・ 有限会社神戸工房
協 賛
有限会社拓志 ・ 日本コダック

 第2回目となった日韓親善フリスビードッグ選手権、2004年に韓国フリスビードッグ協会が設立し、年に一回の親善試合。第一回目は兵庫県「播磨科学公園都市」にて行われ、第2回目となった今大会は、日本フリスビードッグ協会拠点の地である新潟県新潟市において行われました。第1日目開会式では、新潟県議会議員、青木太一郎様。日韓親善フリスビードッグ選手権の当日においては、開幕セレモニーにおいて新潟市収入役、堀川武様。駐新潟大韓民国総領事館領事、ソン・ジョン・ギ様を来賓に迎えご挨拶をいただき、北は北海道、南は九州からと全国から集まった参加者へ激励のお言葉をいただきました。
 大会第一日目は、日韓親善フリスビードッグ選手権の前章戦となる公式シリーズ選手権第20戦、公式クイーンズ選手権第14戦をメインに公式小型選手権他各種大会が行われました。公式シリーズ選手権では、全国からのトッププレーヤーが集まり予想通りの高レベルの戦いが繰り広げられました。第1ラウンド30ポイント代をマークしたチームは15チーム、その中で最高ポイント41ポイントをとったのは嶋田和憲&MEL(NZハンタウェイ)チーム。第二ラウンドでも逃げ切りかと思われましたが、第2ラウンド向かい風の状況の中でポイントは思うように伸びず、第1ラウンド30ポイント代をマークしたチームの中で、第2ラウンドで20ポイント後半をマークしたチームが決勝ラウンドへの切符を手に入れました。予選上位7チームの決勝ボーダーラインは56ポイント。1位から7位までの差は、僅かに7ポイント差となりました。決勝ラウンド、順位入れ替えが予想された状況の中、36ポイントのハイスコアを出した福本義裕&ミニョン(ボーダーコリー)チームが公式シリーズ選手権第20戦を制する結果となりました。公式クイーンズ選手権第14戦では、予選第1ラウンド38ポイントを出した田口佳奈&LUKE(ボーダーコリー)チームが決勝ラウンド向かい風の厳しい状況でも28ポイントを出し合計ポイント98ポイント、2位との差を21ポイントつけての堂々の優勝を飾りました。
 一日目の大会終了後には、韓国フリスビードッグ協会スタッフと韓国選手を交えての懇親会が開かれました。懇親会では、食事をしながら歓談が行われ、日本と韓国の交流を深める宴となりました。
 大会第二日目、日韓親善フリスビードッグ選手権は、開幕セレモニーはエントリー選手の入場から始まり、韓国選手を含めた97チームをコート上に集めて来賓の方々の応援のお言葉を受け開幕しました。第1ラウンド早々から30ハイスコアの戦いを予想される状況、エントリーナンバー2番の田口佳奈&SENNA(ボーダーコリー)チームが40ポイントをマーク。その後も30ポイントオーバーが続々と出ましたが、15エントリーが過ぎたころから、突如風向きが向かい風に変わり、選手は苦戦を強いられる状況となりました。第2ラウンドでは前半チーム終了時点で、決勝ボーダーラインは既に60ポイントを超えるという高ポイント争い。各チームは自己最高ポイントを出さざる得ない状況の中、最終エリア9・10ポイントゾーンに攻め込む作戦に転じていきました。フルマーク10ポイントのオンパレード。コートのまわりを取り巻く選手・観客は、そのダイナミックなプレーを目の前にして、歓声とどよめきとため息に終始包まれる状況となりました。予選終了時点で決勝ボーダーラインは64ポイント。予選トップは77ポイントを持って決勝に望む田口佳奈&SENNAチームでした。年に一度の日韓親善フリスビードッグ選手権の優勝という栄光を手にするべく決勝ラウンドに進出した7チームは、その緊張も隠せないながらも、各チームほぼパーフェクトプレーでの展開、しかしながら、勝利を収める要因となった、向かい風の状況の中で高ポイントエリアに果敢に攻め込んだ井上弘之&ゆふ(ボーダーコリー)チームが第2回日韓親善フリスビードッグ選手権の優勝を手に入れる結果となりました。日韓記念レディース選手権では、予選第1ラウンド永田明美&Willie Kirkland(ボーダーコリー)チームが40ポイントを出すというハイレベルな展開。決勝進出ボーダーラインは52ポイント。この中でひとつ頭を飛び出してのトップ決勝進出は、やはり40ポイントを予選で出した永田明美&Willie Kirklandチームでした。決勝ラウンドでもレディースでは驚異的な36ポイントを叩き出し、合計ポイント100ポイントオーバーの103ポイントで永田明美&Willie Kirklandチームが優勝を勝ち取りました。日韓記念小型選手権では、決勝進出5チームのトップと5位の差は16ポイントという状況の中、2位との差を9ポイント離しての決勝トップ進出は、上田幸男&バニラ(ウェルシュコーギー)チームでしたが、予選4位通過の宮原悦子&ハリー(ウェルシュコーギー)チームが小型犬ではハイスコアとなる26ポイントをマーク。トップにプレッシャーをかけたか、トップ進出チームのプレーが乱れ、ジャンプアップで優勝を飾ったのは宮原悦子&ハリーチームとなりました。
 日韓親善フリスビードッグ選手権当日は多少の雨は降ったものの、二日間ともに天候の大きな崩れは無く、ハイレベルな盛り上がりのある第2回日韓親善フリスビードッグ選手権は閉幕をしました。今大会にご尽力、ご協力いただきました方々に深く感謝をいたすとともにお礼申し上げます。