主  催
日本フリスビードッグ協会
協  賛
ニッケペットケア株式会社/ネスレ ピュリナ ペットケア株式会社/株式会社ティー・クリエーション/ブラックウッドジャパンコーポレイション/有限会社神戸工房/有限会社谷尾興産
後  援
Discovering The World
企画/運営

スカイボックス

 

富士山の麓で開催された「ジャパンファイナル2009 日本一決定戦」は、3日間とも風・天候に恵まれた中での開催となりました。

富士山の頂上まで望むことができるほど 晴天が広がるのは、なかなか珍しいと聞きますが、 3日間の開催中は、日本一の戦いを激励し祝福する かのように雄大な全貌を見せてくれていました。
今大会の誘致・運営にご協力いただいた皆様、 そして、 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、 年間を通してご協賛いただいたスポンサー各社様にも、心よりお礼申し上げます。
 

 

■ユースオープンの部 

 ベテラン選手のニューフェイスデビューによる参戦も目立ったユースオープンの部のシーズン中の予選会。
 年々底辺からのレベルアップをしてくるチームのレベルも高くなり、ユースオープン大会もジャパンファイナルを目前にしてヒートアップをしてきました。そして、最終決戦の場に登場してきた全国からの総勢127チームが顔をそろえた熱き戦い。
 予選1〜2ラウンドの経過状況は、風の方も荒れるほどの強風にはならず、各チームの実力を出すには十分な舞台となりました。
  その予選ラウンドでは、混沌とした、高ポイントもまばらな状況の中で、緊張の舞台にも負けずに高ポイント出したチームが、ひとつ頭を出して決勝進出の7チームの枠に入ってきました。
 決勝では、助定潤司&雷(ウィペット) チームが下位から追撃。まさかのエクストララウンド・優勝決定戦へ持ち込みましたが、予選トップの意地を見せて、その地位を守った 清田真里菜&RIZE(ボーダーコリー) チームが個人の部として、全国1位の座に立ちました。
  ユース部門149チームの予選ラウンドの始まり。全チームが1ラウンドを終了するのには4時間半もの時間を要する 為に、天候・風の状況の変化が懸念されることもありますが、幸い大きな変動も無く好コンディションでの予選の戦いが繰り広げられました。予選2ラウンドを行い決勝ラウンドへ駒を進めるのは僅かに7チーム。予選を突破するには予選2ラウンド合計60ポイントを上回ったチームとなり、予想通り高いレベルでの予選ラウンドとなりました。
 そして、ユースオープンの部における本来の目標は、各都道府県の団体としての優勝です。個人の部で福岡県チームを引っ張った清田真里菜&RIZEチームでしたが、団体の部では、残念ながら総合成績1位には及びませんでした。
  5チームの総合ポイント合計で争われる「団体戦」を制したのは、合計195ポイントの強豪、神奈川Aチームを2ポイント振り切り……、197ポイントの兵庫Aチームに軍配が上がりました。
 
 

■シニアドッグの部
 往年のチームが顔を揃えることが多いシニアドッグの部。今年も歴史あるチームを交えた25チームの戦い。

 7歳以上といえども、ベテラン選手との優れたコンビネーションプレーは、時には愛犬を助けキャッチに結びつけ、時には愛犬が助けることもあるという。この日本一決定戦においても、長きコンビを組んできたからこそ、息のあったプレーを見せてくれていました。

 予選1〜2ラウンドをシニアというハンデキャップを伺うこともなく、安定して高ポイントをマークし、決勝ラウンドでも抜群なコンビネーションで素晴らしいプレーで締めくくってくれた、安田伸之&ガーフィー(ボーダーコリー) チームが、ノミネートランキング1位から、しかも前年度に続いて2年連続の優勝を見事に飾りました。

■ペアの部
 今年最強のペアはどのチームか!?
  2人が交互で投げるフリスビー。1投1投で投げるタイミングも距離も変わるペアの部では、愛犬が瞬時に対応を変えてフリスビーをキャッチしなければなりません。しかしながら、日本一決定戦に現れるペアはコンビネーションを最大限に合わせてきます。
  1ラウンドの予選を終えて、決勝ラウンドへ顔を連ねたチームの中には、前年度ペアの部日本一に輝いた 古野渓太郎・上田彰&schumacher(ボーダーコリー) チームも進出してきました。また、年間シリーズチャンピオン深谷浩之&TIGA (ウィペット) チームも深谷里美さんとペアを組んで、決勝ラウンドへ駒を進めてきました。
  しかし、決勝ラウンドで絶妙なコンビネーションを見せて日本一に輝いたのは、2009年度公式戦及び公式レディース選手権において数々の活躍を見せてきた谷越夫妻が、強豪チームを破っての勝利。2009年度ペアの部日本一は谷越雪絵・谷越久仁夫&環菜(ボーダーコリー)チームとなりました。


■レディースチャンピオンシップ
 1年間の予選会に於いても、ポイントが均衡し、誰が優勝するのか予想がつかないカテゴリーが、女性版・戦国時代突入となった公式レディース選手権。
 今年9回目となったレディースチャンピオンシップは、今年も全国からスーパーウーマンが集結し、54チームの中からレディース日本一が決定します。
 ランキングカウントダウン方式で競技がスタート。予選1・2ラウンドの合計で他を突き放すチームは出ませんでしたが、決勝進出7チームは高ポイントを獲得して夢のファイナルステージへと駒を進めました。
 61ポイント〜70ポイント…、ファイナリスト7チーム間でのポイント差は9ポイントとなりましたが、決勝での風は無風に近い。時折わずかな追い風といった条件。ファイナリストの顔ぶれをみると、全チーム高ポイントを出せるだけに、はたして勝負の行方は……。
 ファイナリストは最後の1分間に全てを注ぎ、勝負にこだわり・そして愛犬と楽しみました。決勝ラウンドで38ポイントを獲得し、合計104ポイントで予選第5位からの逆転優勝を成し遂げたのは古野智子&schumacher(ボーダーコリー)チームでした。

■スモールドッグチャンピオンシップ
 前日に比べ気温は5〜6度低くなり、冷え込んだ朝の第1プログラムのカテゴリーは、設立以来5年目を迎えたスモールドッグチャンピオンシップ。今年は34チームが出場いたしました。
 曇り空の中でも風がほとんど無く、小型犬にとっては条件の良い中での競い合いとなりました。予選1〜2ラウンドが進む中30ポイントオーバーを出すチームは無く、確実にミドルを狙い、決勝進出を目指すといった展開が多く見られた予選ラウンド。決勝へ進んだのは6チームとなり、予選トップから予選6位までのポイント差は11ポイントと予測以上に差が開いてしまう展開での決勝となりました。
 決勝ラウンドでは、予選とは違い各チーム一気に勝負をかけての1分間がスタートしました。しかし、なかなかポイントが伸びない…。そんな中、予選第2位の 岡本邦宏&CHOCOLAT(ウェルシュコーギー) チームが意地を見せ、決勝で26ポイントを獲得。合計70ポイントで予選トップチームの結果を待つという状況。
 21ポイント以上獲得で 加藤宣文&なな(ミックス) チームの優勝という条件の中、競技がスタート。3投目がミスになり最後の1投で勝負が決まります……。
 

■こどもの部
 小学生以下を対象とした種目が、こどもの部チャンピオン決定戦。高学年の部・低学年の部各々10チームが日本一を賭けて、熱いバトルが展開しました。


高学年の部


低学年の部

 こどもらしく、初々しく、かつ、大人顔負けの好プレー続出といった内容でギャラリーを湧かせ、歓声も多くコートを賑わせていました。優勝を決める決勝ラウンドになるとコートの周りは空きスペースは無く、人・人・人…。
 決勝の大舞台にも臆することなく優勝を決めたのは、高学年の部では、昨年は低学年の部でSARAH(ボーダーコリー)とのコンビで優勝した古野渓太郎選手が、schumacher
(ボーダーコリー)チームが見事優勝。
 低学年の部では 高橋未夢&chris(ボーダーコリー) チームが昨年の悔しい思いをバネに初優勝に輝きました。
  なお、渓太郎君・未夢ちゃんは、共に今年度ランキング1位を獲得しており、ダブル受賞となりました。
 

■記念大会
 グランドチャンピオンシップの前章戦かと言われるぐらい、参加者の中には翌日に迫った日本一決定戦にノミネートされているチームが多く、そのチーム数は118チームとなりました。
 予選1ラウンド上位24チームという狭き門のファーストステージ。そのボーダーラインは31ポイント以上の25チームとなりました。
 セカンドステージは、25チームによるトーナメント方式。ここからは、当たりが悪ければ高ポイントでも勝ちあがれません。事実、39ポイントを出したチームが敗れ去るという場面もありました。
 結果、118チームの頂点に立ち優勝したのは須貝信也&Lien
(ボーダーコリー) チームでした。。
 

2007年度表彰式典
 式典会場が溢れるほどの盛況ぶりを見せた2009年度表彰式典。
 本年度の表彰式では、スモールドッグチャンピオンシップが創設されて5年目になり、初めての5年連続出場のチームが表彰となりました。
 同時に、グランドチャンピオンシップ9年連続出場の 間禎永&Grass(ボーダーコリー) チームはじめ、各公式部門の連続・通算出場の表彰も行なわれ、長くチームを組むことの「難しさ」と「素晴らしさ」そして、その「喜び」と「感動」を共有できたことは、今年で16回目の歴史をもつジャパンファイナルならではの光景ではないでしょうか。
 今年度年間を通して最も成長したチームに送られるMIP賞は残念ながら該当チームは無しとなり、来年度にスーパーチームの出現を期待することとなりました。



■フリーフライトチャンピオンシップ

 年間にわたり予選会で華麗なる演技と技を見せて、見る人を魅了してきたフリーフライトのチーム達。北は北海道から南は九州までのチームが、日本一の座を争いに、バックにはこれ以上のものはない富士山を背景に演技を見せました。
 年間の予選同様にファーストステージは規定演技を行うショートプログラム。セカンドステージには自由演技を行うフリープログラム。2つのステージの合計ポイントにより日本一を決定します。
 120秒間の時間の中での演技は、個々に考え抜かれたルーチンによるパーフェクトなプレーを要求されます。しかし、大舞台の中での微妙なずれが勝敗の分け目になってしまいます。
 セカンドステージ終盤には、不運の風も吹く場面が見られましたが、その不運も演技の中で即座に対応を変えてポイントに結びつけなければなりません。
  結果、その不運の風を受けながらも、フリーフライト年間シリーズトップの 澤幹子&綺羅(ボーダーコリー) チームが見事に優勝。フリーフライトチャンピオンシップ日本一の座を手中に収めました。

■グランドチャンピオンシップ
 最終日に心配されていた天候、前の晩に降った雨は朝方までにやみ、早朝に会場を覆うような真っ白い霧も、ノミネート選手入場の時間には、選手たちを祝福するように晴れてきました。
 太陽が照り付けると暑いとさえ感じる状況の中でのグランドチャンピオンシップ予選ラウンドが始まります。
 1年間の激戦を制し、選ばれし猛者達だけが出場を許されるグランドチャンピオンシップ。開始前に予測されたように高ポイントを奪いあう争いが繰広げられました。68チームの中から予選上位7チームだけが日本一への最後のキップを手に出来る決勝ラウンドへ…。
 予選トップで決勝に進出したのは、優勝すれば11年振りとなるラブラドールレトリバーの榊原龍也&珊瑚チーム。しかし、その優勝を阻み「日本一は譲らん!」
とばかりに1ポイント差で追ってきたのは、2006年度グランドチャンプ、2回目の日本一を手中に収めようとする 福本義裕&ミニョン(ボーダーコリー) チーム。そして、後続にはビッグポイントを出せるチームばかりの決勝進出チーム達…。
 緊迫する決勝ラウンドの口火を切ったのが予選5位の島本圭悟&Beak(ボーダーコリー) チームが、先手必勝の38ポイントを出し後続のチームにプレッシャーを与える。
 このポイントは予選トップの榊原龍也&珊瑚チーム
まで動くことはなかった。予選ポイントでのアドバンテージはあるものの、優勝までの奪取しなければならないポイントは30ポイントとなったラウンドの始まり。
 ヒヤッとする場面はあったものの、5投のゲーム展開の中で一投一投の冷静な判断を見せた龍也選手の勝利となり、11年振りのラブラドールレトリバーの優勝を現実のものにして、日本一の座を勝ち取りました。


なお、詳しい大会結果については、こちらをご覧ください。