レトリーブ大会 (2011.1.20改訂)

会員・非会員問わず、自己所有犬と参加可能。ただし、チャレンジカップ出場は会員とその登録犬のみとする。(ノミネート確定後の登録も可)
競技会開催日時点で満6ヶ月以上の競技犬を対象とする。
「競技用フリスビー」、「ドッグディスクMサイズ」、「布スビー」の他、サイズ・材質が違う市販のフライングディスクも使用することが出来る。
指定されたフリスビーを使用しなかった場合、そのラウンドの最高ポイント1投分が無効となる。
競技時間は60秒。全チームでの2ラウンド制。(決勝ラウンドは行わない)
空中キャッチしたものは偶数ポイント、空中キャッチできなくても持って帰れば奇数ポイントの得点獲得となる。
選手、競技犬の他に1名までスタートライン後方内に限り入ることは出来るが、競技中にインフィールドに入ったり、フリスビーや犬に触れる事は出来ない。但し、競技前・競技後で犬を静止・係留する目的で触れる事は認める。
リードをつけての競技可能。ただし、脱走や取り押さえがきかない場合のみの使用とし、ポイント確定前にリードに触れた場合は、そのスローは無効となる。(犬の体や首輪は手を触れてもかまわない)
フード類・玩具類など犬を呼び寄せるモノの使用可能

ポイントエリア(ビギナーコート使用)
 
スタート~7.5m未満
1ポイント
7.5m~15.0m未満
3 ポイント
15.0m~22.5m未満
5ポイント
22.5m~30.0m未満
7ポイント
30.0m~45.0ないし52.5m未満
9 ポイント
  ビギナー大会に於いては、空中キャッチでなくても持って帰れば奇数ポイント。空中でキャッチしたものを持って帰れば偶数ポイントとする。

 

競 技 の 進 め 方

入退場の際、特別な指示がない限り、コートへの入場は本部設置側入口から入り、競技終了後の退場は反対側(ラインズマンがいる方向)から出る、一方通行とする。
入退場の際、選手又は犬が故意にフェンス又はフラッグをまたいではならない。
選手と犬は、スタートの際はスタートラインの後方『スローイングエリア』内に入らなければならない。選手は、全てこのエリアからスローイングを行わなければならない。
各ラウンドのスローイング方向はジャッジ判断により決定する。
競技の開始は、MCの合図で行われる。MCが準備完了と判断した後は、選手の間合いでの開始とはならない。プレイヤーは、入退場・スタート準備は迅速に行うものとする。
スタートの際、レディーゴーの合図より先に犬が出てしまうと、ドッグファールとなり、そのスローは無効となる。
2投目以降、ポイントの有無にかかわらず、犬がスタートラインを越えてスローイングエリア内に戻らなければ、次投のスローイングは無効となる。
場外に出たフリスビーを犬が持ち帰るなど、入退場口を通る、もしくはスローイングエリア後方(エンド)よりスローイングエリアに戻った場合は、スタートラインをまたいでの戻し直しの必要なく、次投有効とする。
タイムアウト後(最終キャッチ後)、犬は速やかにスタートラインまで戻らなければならないが、この際ポイント獲得エリア内に入るまでに、スタートライン方向以外への明らかな進行行為があった場合、最終キャッチは無効となる。(場外へ出た場合は、その時点で無効となる)
タイム終了合図の前に手から離れたフリスビーは有効である。タイム終了とは、タイマーブザー音の鳴り始めであり、鳴り始めの判断はジャッジが判断する。
   
プレー中のディスクがコート外へ出た場合】 (10秒ルール)
ディスクが三角フラッグまたは横断幕より、(ダイレクトに/転がって/ファンブルして)外側(コート外)に出てしまい、尚且つコート外において地面に着地、もしくはテント等(人間も含む[*注])に触れた場合に、10秒ルールの適用とジャッジが判断をし、タイマーを止める。
本部テント並びにタイマー装置/JFA旗/国旗/国旗ポール/スピーカー装置に触れた場合も、10秒ルールを適用する。
ダイレクトに三角フラッグもしくは横断幕より外側(コート外)に出たディスクを、競技犬がコート外でキャッチした時点においても10秒ルールを適用する。(ファンブルをしてダイレクトに三角フラッグもしくは横断幕を超えてコート外に出た場合も含む)
10秒ルールが適用になった場合は、残り時間より10秒を差し引いてリスタート、その際、MCの指示に従うこと。ジャッジがストップをかけた時点で、残り時間が10秒をきっている場合は、その時点でゲーム終了となる。
三角フラッグ/杭/杭カバー/横断幕にあたってコート内に落ちた場合のみ、タイマーは止めず、競技続行とする。ただし、競技続行と判断されたディスクを、競技犬が咥えようとした時に突っつくなどして、三角フラッグまたは横断幕の外側に出た場合は、その時点で10秒ルールを適用する。(下図参照)
 
場外で観戦している選手並びに見学者などを含めて、人間にディスクが触れた場合にも適用されますので、場外に出てきたディスクには故意的に触れない様に注意して下さい。

 

採 点 基 準 と ポ イ ン ト の 確 定

ライン上、ライン際でのキャッチや、着地と同時のキャッチ等、疑わしいキャッチ状態は、全てスタートラインに近いエリア得点となる。
ディスタンス競技におけるキャッチとは、ある程度のフリスビーディスク保持の時間をもって空中キャッチとみなす。
キャッチ後、地面につけて咥え直し等、ある程度の保持なく地面に付いた際、口からフリスビーが離れた場合は空中キャッチとみなされない。
犬の4本足とフリスビーが、スタートライン上9mコーン間を越えて、スローイングエリア内に入った段階でポイント確定とする。

 

フ ァ ウ ル

指定されたフリスビーを使用しなかった場合、そのラウンドの最高ポイント1投分が無効となる。
競技中に於いてスローイングの際にスタートラインに触れたり又は踏んだ場合、もしくはスタートラインよりはみ出した場合、『フットフォルト』となり、そのスローイングは無効となる。スローイングエリア外からのスローイングも無効となる。
ポイント確定前に、フリスビーに故意に触ると(手・足など問わず)『ハンドリング』となり、そのスローは無効となる。
ポイント確定前に、リード(リード使用時)に触ると『ハンドリング』となり、そのスローは無効となる。
スタートの際、レディーゴーの合図より先に犬が出てしまうと、『ドッグファール』となり、そのスローは無効となる。
全てのスローイングの前に、犬の四本足が完全にスタートラインを越えてスローイングラインに戻らないと、次のスローイングが無効となる。
※ 犬の四本足が、完全にスタートライン内に戻らない状態でスローイングした場合、前投は『ハンドリング』、次投は『ドッグファール』となり、両方のスローが無効となる。
競技中に糞尿行為があった場合は、行為があった段階でタイマーをストップします。糞尿の処理(コート整備含む)を行った後、行為があった時間から10秒を差し引いてゲーム再開とします。(MCのレディーゴーの合図の後からリスタートとなります。)なお、タイマーストップの時点で残り時間が10秒をきっていた場合は、その時点でゲーム終了となります。
糞尿行為とは、出た・出ないではなく、行為に入った段階とする。

 

チャレンジカップノミネート基準

チャレンジカップ開催時に於いてJFA会員であること。
当協会が主催及び公認する レトリーブ大会」 で、3位以内入賞者をノミネートする。


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